クリアンナの毎日がクリスマス

『ノーリミット 自分を越える方法』 栗城史多さんの挑戦

c0223765_2053327.jpgぶらっと立ち寄った書店で、一冊の本を見つけた。
世界七大陸最高峰の単独、無酸素登頂に挑む若き登山家 栗城史多さんが書かれた『ノーリミット 自分を越える方法』。
ページをめくるとこんなメッセージが書かれていた。 「見えない山に登っているすべての人たちへ」。

立ち読みしていた私は、直観的にこの本を手に取り、レジに向かっていた。

彼は日本人初、エベレスト単独、無酸素登頂。そして世界初となるエベレスト登頂のインターネット生中継に挑戦。

彼はその時の体験やそこに至るまでのことを、簡潔で魂に響く文章と美しい写真で綴っているのだが、これは単なる登山家が登山について書いた本ではない。

詳しい内容については是非、自分の目で見て感じてもらいたい。彼は特別な才能があり、恵まれた環境にあったわけではなく、むしろその逆だ。
彼は「デス・ゾーン=死の世界」と呼ばれる極限の世界で、苦しみや恐怖、不安と向き合いながら、その中に希望の光を見いだし「自分を乗り越える方法」を掴む。そこには私達みんなに共通する生きることへの悩みや苦しみについてのヒントがたくさん隠されている。

彼が登山を通して感じたこと得たことは、私の魂の師である高江洲薫先生から学んだことや、私が独立して今まで四苦八苦しながら感じ、得たことと同じだった。
もちろんまだまだ私は彼が達観した領域には達していないけれど、この本で私は多くのことを再確認することができた。

本は最後にこう締めくくられている。

『大きな見えない山に登っている人は大勢いる。だが何をめざしていようとも、ここが限界、ここが最終地点と決めつけた瞬間にすべてが終わるだろう。終わりははじまりだ。もっと大きな山に向かおう。道のない道を歩き続けることで、未来は切りひらかれていく。」

是非、一人でも多くの人に読んで欲しい本だ。
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by crianna | 2011-03-03 20:55 | 登山
テレビ朝日 21世紀新人シナリオ大賞 >>



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