クリアンナの毎日がクリスマス

『僕がいない場所』

ポーランド映画『僕がいない場所』を是非観て欲しい。
ポーランドというと、まずナチスドイツ時代のホロコーストを思い出すけれど、あとは、ドイツに留学していたときにクラスメイトだった友人。外国人の友達の中でも、とりわけポーランド人とルーマニア人の友達の目が印象的だった。瞳の深いところに悲しみをたたえているような暗さを感じたのだ。
この映画は、社会主義から民主主義に移行するポーランドの暗部がバックグラウンドにあって、少年クンデルが母の愛を得たいと思いながらも、その母も孤独で、誰かに愛されたいという欲求に負け、母より女である自分を優先させてしまう。母から拒絶されたクンデルは、社会からも孤立し、浮浪者となり、一人で生活しようと決める。
驚いたことに、名演技を見せてくれたクンデル役の少年、そして重要な役を演じた少女も、プロの俳優ではなく、この映画を作るために、監督がスカウトした子供だということ。特に、重要な少女の役を演じた子は、養護施設で見出された。

この物語は決してポーランドの問題だけではなく、日本でもクンデルのような子供がたくさんいると思う。
遠い国の話ではなく、自分たちの身近にも起こっているということを、この映画は教えてくれている。
[PR]
by crianna | 2009-11-09 17:00 | 映画
<< 動物の心の声を聴くレッスン ダライ・ラマ法王14世来日講演... >>



心が温かくなる物語&エッセイ
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧